理事長所信

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2018年度 一般社団法人茨木青年会議所
第58代理事長  佐藤 雄平

「ひとのため、まちのため、能動的に行動する」

Togetherしようぜ!~拡大100人、BIGBANG!~

はじめに

愛するわがまち茨木のため、このまちに住まう人々のため、次代を担う子どもたちのためと刻苦勉励し運動を続けてこられた先輩諸兄の昂然たる背中を、ただひたすら憧れ、追い続けてきた私も気づけば最終年度を迎える歳になりました。様々な修練、多くの友情、かけがえのない経験を積ませていただいた茨木青年会議所へ、そして、わがふるさと、愛するわがまち茨木を持続可能なものとするために、私が残せるものは何か、その答えは「会員拡大」ただ一つであります。

私は茨木青年会議所を、100名を越える組織にします。近年10名前後の拡大が続き、卒業される人数と相殺するとわずか一桁の純増にとどまっているわがLOMにとって、おおよその倍拡である100名という数字は途方もないと感じられるかもしれません。しかしながら、委員会を円滑に運営し、様々な事業を自由な発想で大きく展開していくためには、今以上の会員がどうしても必要なのです。なぜなら、私自身が生まれ育ったこの愛する茨木の発展のためには、茨木青年会議所が力強く発展していくことが不可欠であると確信しているからです。戦後の焼け野原から「新日本の再建は我々青年の仕事である」という青年たちの力強い使命感のもと、日本の青年会議所運動は始まりました。そして、我われ青年のまちづくりへの想いは、2018年においても全く色褪せることのないものであると信じます。

昨年、私は公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会への出向という機会を与えていただき、その委員会の担いとして近畿2府4県にある198市町村を調査するためにまわりました。調査する中には消滅可能性都市などと分類され疲弊しているまちにおいても、志高くまちづくり事業に励む同志に出会い、勇気をもらいました。まちの未来をつくるのは、まさにここに住まう市民一人ひとりなのです。そして、まちの未来をつくるためのオピニオンリーダーを増やすためには青年会議所が必要なのです。一人の想いに共感し、夢を持つ人たちがつながることで、はかりしれない大きな力を生み出し、それが地域に変化をもたらすのです。

たくさんのボランティア団体やNPO法人等が躍動する現状においても、真に市民のオピニオンリーダーとなるべき人材を育て、まちづくりを牽引していくことのできる組織こそ、青年会議所なのです。より素晴らしい茨木をつくるため、茨木青年会議所の会員拡大が必要なのです。

【会員拡大について】

時代が流れゆく中、組織がその本質部分を変えずに生き残るためには、時代に即した柔軟な変化を続けなければなりません。青年会議所とてその例外ではありません。我われは茨木を明るく豊かなまちにするという志を共有できる人であれば、従来積極的な拡大対象者として捉えてこなかったある意味ではフロンティアともいえる分野の市民に対しても、自らのフィルターを取り払い積極的に入会へ働きかけていく必要があるのです。そのためにも、広報活動を通じて、さらなる魅力を発信してまいります。また、時代に即した新たな手法を常に模索し、数字と根拠に基づいた上でのクリエイティブな拡大活動を展開していけるよう、質と量を兼ね備えた多角的なアイデアを携え挑んでまいります。

その一方で、単に新しいものに飛びつくだけではなく、我われが諸先輩方から受け継いできた拡大リストについてもさらなる改善をし、現役の応援団であるシニアクラブメンバーの皆様のご協力、ご指導を仰ぎ、さらなる拡大活動を展開してまいります。また、我われと同世代が集い、絶好の拡大の機会でもあるわんぱく相撲にも、新入会員が中心となって名実ともに体当たりで取り組むことで、わがまちの未来を担う子どもたちの健全な育成を通じての人づくり、まちづくりへの学びを深めてまいります。

仲間づくりの要諦は、そこにいるメンバーが、青年会議所運動に誇りをもち、まちづくりを通じて楽しみながら成長していく自分に自信をもつことです。そして、メンバー一人ひとりが青年会議所活動の中で得てきたものを自覚し、胸を張って市民に語ることができるようにすることです。

私たちが、誇りをもっている青年会議所運動の魅力をあますことなく市民に伝え、圧倒的な成果をあげる仲間づくり活動を行いましょう。

【まちづくり】

いくら拡大活動に力を入れても、我われ茨木青年会議所がおこなうまちづくり運動に魅力がなければ、市民の共感は得られず、会員拡大もありえません。拡大活動が営業活動ならばまちづくりは商品開発です。よい商品なくして圧倒的な成果のあがる営業などありえないのです。「和がまち茨木」の実現に向けて、本年も高い志をもった市民参加型のまちづくり事業を展開してまいります。

茨木市は今年、市制70周年を迎えます。まちが大きく様変わりをするなかで行政ともしっかりと次なる茨木を見据えて語り合わなければなりません。茨木市と協同し、相乗効果を生み出すような、まちのため、市民のためのまちづくり事業を模索します。このまちには、様々な変化をしていくと同時に、私たちの知らない魅力がまだまだそこかしこに眠っているのです。まちを知ることは、まちを愛する第一歩です。そこに住み暮らす私たちが、私たち自身の手で、愛するわがまち茨木のまだ見ぬ魅力を掘り起こし、「和がまち茨木」の進歩、発展に寄与する運動・活動を展開することこそが、今、私たち青年会議所に求められているまちづくりであると考えます。

また、これからのまちづくりを考える上で、国際社会に順応できる人材の育成、インバウンドに対応できる環境整備は必須であります。広く世界に目を向け、新たなる国際交流、友好関係の在り方と、これまで以上のよりよい関係構築を模索してまいります。

【組織づくり】

会員拡大のためには、まず会員を受け入れる組織自体を強靭化しなければなりません。強靭な組織とは必ずしも一般的にイメージされるような縦社会の上下関係に厳しい組織ではありません。多様なバックボーンを抱えるメンバーがそのもてる限りの力を尽くして青年会議所活動に身を捧げることができるように、柔軟で、包容力があり、それでもいざというときは一糸乱れぬ動きができる組織こそ、多様化が進む社会の中で会員を増やしていけると考えます。一人ひとりの異なる価値観や多様性に富んだ個の意識を高め、磨き合う中で、組織は着実な成長を遂げるのです。メンバーが自己成長の機会と真摯に向き合い、各々が良い刺激を与え合い、Total Winの関係を実現し、Together Winしていきましょう。

また、長きにわたり友情を育んできた馬山青年会議所との共同事業である児童画表彰についても、歴史を継承しながらも新しい交流の形を模索し、さらなる発展と友情を構築する必要があります。まもなく半世紀を迎えるこの姉妹交流を、今もこれからも決して変わらないお互いの信頼と友情の証として取り組みます。
また、本年は、昨年から懸案となっている予算編成のルール作りについて、公益社団法人格の取得を目指し続けるべきかも含めて徹底的に議論し、今後の方針をまとめるための会議体を設置いたします。

むすびに

「青年会議所のメンバーであるということは魔法のカードをもっているのです。」
2014年度全国大会松山大会の卒業生代表スピーチにて、公益社団法人小田原青年会議所古川大司先輩の残されたこの言葉が、いまも私の頭を離れません。

日本全国には696の青年会議所があり、3万4千名以上もの同志が今日も日本中でまちづくりに汗を流しています。もちろん卒業生や友好団体を含めれば同志の数はさらに何倍にも膨れ上がります。

われわれ青年会議所メンバーがひとたび私心を捨て、ひとのため、まちのために能動的に行動すれば、普通では考えられないような支援が得られます。まさに青年会議所メンバーであるということは魔法のカードを手にしているようなものなのです。私たちは、先輩方がかけてくださった魔法をさらに強力なものにして後進にバトンを受け渡すことが、私たち一人ひとりに与えられたJAYCEEとしての使命なのです。

魔法のカードは期限付きです。40歳。それまでの数年間を、誰と出会い、何をして、どう生きるのか。すべては自分次第なのです。

さぁみんな、Togetherしようぜ!~拡大100人~

ひとのため、まちのために、能動的に行動しよう!!