理事長所信

2022年度 一般社団法人 茨木青年会議所
第62代理事長 西田 政央

基本理念

自己の成長から魅力ある組織の創造

はじめに

新型コロナウイルス感染症の流行により、働き方や日々の生活など、私たちを取り巻く環境は大きく変化しつつあります。今、我われ茨木青年会議所が求められているものは、時代の急速な変化により生じる問題に、柔軟な発想をもって解決へと導く力だと考えます。そのためには個人の成長と組織の発展が必要不可欠です。 茨木青年会議所は地域発展のためSDGsの目標を茨木市に落とし込み、課題を解決すべく様々な活動や運動を行っています。すべての目標を達成するためには組織の更なる発展が必要であり、組織を発展させるためには一人ひとりが、「まち」と「自己」の課題に真摯に向き合うことが重要です。課題に向き合い、メンバー一人ひとりが解決策を持つことで、考える組織、学ぶ組織となり、組織の幅が広がります。地域発展のための課題解決に向けて意識が統一され、より一層の推進力を持った運動を行うことができます。個人の成長を原動力に、組織が何倍も力強く発展を遂げ、茨木から明るい豊かな社会の実現へと繋がると確信します。  

ひとづくりについて

地域発展を目指し、多くの企業や諸団体、市民に協力を得て幅広い運動を展開するためには会員拡大が重要です。拡大活動で大切なことは、メンバーが人間性や仕事面において、人を惹きつける魅力や影響力を持ち、候補者から信頼されることだと考えます。そういったメンバーの集まりだからこそ組織の魅力が高まり、拡大に繋がります。そして、メンバー一人ひとりが、諸先輩方の築いてこられた運動や活動を理解し、茨木青年会議所で今までに得た学びを最大限に活かして運動を行うことで、説得力が増し、組織の魅力を伝えることが出来ます。また、メンバーが成長するためには、会員拡大は最良の方法だと考えます。拡大活動を行う上で、様々な企業や諸団体との接点が増えることから対人能力の向上、多種多様な考えや環境に触れることで視野が広がり、新たな発想が生まれます。個人の成長を持って、組織を発展させるため、メンバー一人ひとりが「会員拡大について自分が貢献できることは何か」を意識し、すべてのメンバーで会員拡大を実践します。そして、時代の流れとともに、女性の社会進出が進み、幅広く活躍されています。茨木青年会議所にも多くの女性会員が所属し地域発展のため活躍されています。しかし、日本の社会においても、活躍ができる環境が整っているとは言えない現状があります。そこで、茨木青年会議所では女性が地域発展のために活躍する姿を広く発信することで、女性会員拡大の強化を図ります。 じゃがいもゴルフクラブコンペを開催するにあたりシニアクラブメンバーからの多大なご支援とご協力を賜っております。メンバーが今まで以上に積極的に取組み、より良い親睦をはかる機会にするとともに、拡大活動にご協力を頂けるよう、茨木青年会議所の魅力を発信しご理解をいただく機会にします。  

まちづくりについて

全国的な人口減少の中、茨木市は、時代とともに様々な発展を遂げ、生活は豊かになり、人口も増加し続けています。しかしながら、人口減少、少子高齢化の波は、茨木市においても着実に迫ってきています。更なる発展を遂げ、より一層魅力を発信し、住みたい、過ごしたいまち茨木にするために、現状に満足せずに我われが日頃より些細なことから疑問を持ち学び考えることで、新たな課題が見えてくるものだと考えます。 まずは、茨木青年会議所が掲げた、サスティナブル茨木の開発目標として、「11.住み続けたいまちづくりを」と「15.陸の豊かさも守ろう」を主に取り組みます。茨木市のまちには、利便性の高い交通や整った教育環境、活気あふれるイベントや、歴史、文化が息づき、そして北部地域や、元茨木川緑地といった豊富な緑など、様々な魅力が溢れています。しかし、山間部では過疎化という問題を抱えており、また、近年の新型コロナウイルス感染症により、様々なイベントが中止になりました。人とまちの繋がりを深め、人と自然が共存する茨木のまちの魅力を発信することで、住みたい、過ごしたいまち茨木を創造してまいります。まちが、ひとが、今何を必要としているか、茨木青年会議所が何を求められているのかを考え追求することで、10年指針であるサスティナブル茨木を達成するため、行政、企業、市民とともに運動を展開してまいります。  

次世代育成について

新型コロナウイルス感染症は、学校生活や、日々の生活など、子どもたちに大きな影響を与えてきました。外出自粛による運動不足、また、臨時休校や、学校事業の中止や縮小などといった対面でのコミュニティの希薄化により、社会的能力や忍耐力、意欲など内面的な能力である非認知能力が低下の傾向にあります。 この問題を打開するためには、我われ大人が環境を提供することが必要です。子ども同士が集まり、多様性を受け入れることの学び、社会的能力を高める環境、達成感や充実感、また、新たに参入するJCカップの大阪大会の窓口、茨木大会の開催など、葛藤や挫折など心の生育に必要な切磋琢磨をする環境。子どもたちが成長し自立する上で必要な非認知能力を育む運動を展開してまいります。  

ビジネスの機会について

明るい豊かな茨木にするために茨木青年会議所は日々邁進しています。より良いまちづくりを行うためには、一人ひとりのビジネスを充実させることが重要だと考えます。ビジネスが充実してなければ、地域発展に貢献する想いの希薄化や、JC運動や活動に掛ける時間の減少につながります。メンバーの充実により、情熱をもって地域発展への意識が高まり運動が広がります。そのためには、まずメンバー一人ひとりの企業の詳細な情報を共有することとビジネスに特化したビジネスの機会を効率的に広げるネットワークの構築が必要です。ビジネスの紹介をするときに漠然と職種を知っていても、自分の専門外であれば積極的に紹介することが出来ず、せっかくのビジネスの機会を失ってしまいます。メンバーの企業が、何を得意とするのか、セールスポイントが何かを把握しておくことで、自信をもって企業を紹介することができます。茨木青年会議所は今までに様々な企業とネットワークを築き蓄積された人脈と、その数だけの知識と知恵があります。それらを最大限に活用し、ビジネスの幅を広げ、自身のビジネスの発展を図ります。一人ひとりのビジネスが充実することにより、組織の強化につながり、地域経済への貢献となり、一層魅力のある組織へと高めてまいります。  

国際交流について

茨木青年会議所は、韓国馬山青年会議所と共同事業である日韓・韓日児童画表彰など、長きにわたり親交を深めてまいりました。また、新たに姉妹締結を結んだキルティプル青年会議所とは絆を深めるために、未来に繋がる交流を模索し実施しなければなりません。共同事業を開催することで、言葉や文化の違いの理解を深め、国際的な視野を広めるきっかけとなる場とします。 近年、新型コロナウイルス感染症により、互いの国に行くことも難しい現状です。ですが、我われ青年会議所の同志として、お互いを尊重しあい、それぞれの国や民族の歴史、価値観や国民性の違いを正しく理解するため、時代に即した交流を図り、世界平和に寄与してまいります。  

組織づくりについて

我われがより広く運動を行っていくには、多くの同志が必要であり、メンバーだけではなく、企業、各種諸団体、市民に共感を得ることで、同志が増加します。同志の増加により地域への影響力が強まります。そのために、従来のHP・SNSを用いた情報発信を強化するべく、積極的に取材と情報収集を実施します。より共感を得るために、動画配信を増加し、内容についても事業の運営状況だけでなく、構築にあたっての背景や企画者の想いを迅速に掲載いたします。そして、ターゲットを明確にしたグループの構築など、新たな手法を模索し、より深く情報が伝わるよう努めてまいります。 また、時代に即した組織改革を行っていくことが必要だと考えます。まず、すべての人が参加できる遠隔参加を取り入れ組織運営の効率化を図ります。そして、会員同士のビジネス交流のためのネットワーク構築、事業の幅を広げるために賛助会員の拡大に努めてまいります。各々のスキルを最大限に活かせる環境を構築し、地域に必要とされる強固な組織へと高めてまいります。  

おわりに

私はこれまでに茨木青年会議所を通じて様々なことを学ばせていただきました。対人能力やマネジメント能力、そして人脈も広がり、ビジネスへと繋がるものが多くあり、会社の組織運営にも活かすことが出来ました。また、明るい豊かな社会の実現のために意識を統一し、運動を行っていく中で、利害関係のない大勢の仲間達と出会えたことが、かけがえのない宝だと思っています。青年会議所は組織である以上、役職が存在します。役職が上がるにつれて、JC運動や活動にかかる時間は長くなり、困難なことも多く、苦しいと思うこともあると思います。しかし、恐れずに挑戦してください。困難に立ち向かい、最後までやり抜いた後には自身の能力が何倍にもなって返ってくると確信しています。40歳までという限られた時間の中で、青年会議所で学べる成長の機会を余すことなく取り入れ、個々の成長によって、組織が更なる発展を遂げ、明るい豊かな社会を実現できると信じています。 2022年度、大阪ではJCIASPAC堺高石大会や、近畿地区大会高槻大会を控えています。そして茨木青年会議所から、大阪ブロック協議会会長を輩出し、茨木青年会議所が大きく注目される年です。大阪ブロック協議会と強固な連携を図り、茨木青年会議所の魅力でもある柔軟な発想とチャレンジ精神で、茨木から大阪、近畿、日本、世界へと魅力を発信しよう。