4月度例会

4月10日火曜日茨木市福祉文化会館202号室にて、
「和がまち茨木」委員会主催の4月度公開例会が開催されました。

長年茨木のことを研究し、また観光協会に携わり、茨木に関する知識は随一の石田道仁氏をお招きし、
「いばらき地域資源な初耳学」という題目で講演いただきました。

まずは第一部として、「和がまち茨木」委員会の運営幹事の西垣慶太君が
地域資源を活かしたまちづくり事例について、パワーポイントを使用して発表を行いました。
大分県別府市のオンパクという100を超える温泉地体験型プログラムや、
名古屋市熱田区にある日比野商店街と名古屋学院大学との商学連携プロジェクトなど、
4つの都市が取り組むまちづくり・まちおこしの事例を学びました。

そして第二部は石田先生に限られた時間内で茨木の隠れた歴史や魅力をたっぷり講演していただきました。
先生から石英閃緑岩(せきえいせんりょくがん)という茨木の地層にまつわる特殊性や、茨木の歴史と発展、
現在取り組む問題点にも触れていただき、講演後は市民参加者からの多くの質問にも答えていただきました。
数ある質問の回答の中で、石田先生が千提寺地区の隠れキリシタンの里は茨木で一番推薦する観光資源である
と仰っていたのが印象的でした。

第三部では、各テーブルに分かれて、新たな茨木市の地域資源を活かしたまちおこし事業を考えて発表するものでした。
第一部の成功事例、第二部の講演を聞き、自分たちが住む茨木でのまちづくりについての話し合いに熱が入ります。
石英閃緑岩を加工物にして売ってみたり、安威川ダムでマラソン大会を試みてみたり、はたまた隠れキリシタンの里で
世界かくれんぼ選手権をしてみたりと、数々のユニークな茨木独自の地域資源を活かしたまちづくりのアイデアが生まれました。

この例会を通して、参加したメンバーと茨木市民の方々が、茨木市への誇りと愛着を今まで以上に深められた例会になったと思います。