大会は8時開場でしたが、7時過ぎから大阪各地の団体が集まりました。
会場後はすぐに席が埋まって、多くの人たちで賑わいました。
今年の茨木JCは、手作りの「のぼり」と「応援旗」を用意し、多くのメンバーが堺へとかけつけました。
茨木市からは、茨木JC発のシンボルキャラクター「茨木童子」が参戦。近くの子供たちが賑わいました。
ただ、大会が始まるとみんな土俵に夢中になってしまったこと、他のゆるキャラの参戦がなかったことから、孤独に耐えかねて早々に立ち去ってしまいました… 茨木童子くん。本当にすいませんでした。
大会は、運営担当である公益社団法人日本青年会議所 近畿地区 大阪ブロック協議会 「日本の心」育成委員会の上山 泰司 委員長の開会宣言で開会となりました。
その後、森口 友博 大会会長が挨拶し、ご来賓を代表して竹山 修身 堺市長にご祝辞を頂戴いただきました。
その後、大阪府下のLOM(青年会議所)の理事長が紹介され、茨木JCの澤田 壮広 理事長も挨拶いたしました。
選手宣誓では、富田林市のわんぱく力士二人が元気よく先生。宣誓後は森口会長と固い握手を交わしました。
開会式終了後は、いよいよ本戦が開始されました。
小学4年女子のトーナメントから開催され、茨木の選手も全力で対戦し、メンバーや保護者も熱い声援を送りました。
取組によっては、「物言い」が発生することも。
審判団が土俵に上がるさまは大相撲と全く同じであり、本格的な相撲を目の当たりにしていると実感できました。
各学年 ベスト16が決まったところで、中入りに。
その中で、わんぱく力士の土俵入りを見ることができました。
中入り後は、各学年、男女ベスト16が決勝めざして戦いました。
女子5年では3分たっても決着がつかない「水入り」が2度もあり、3度目でようやく決着がつくという素晴らしい対戦もありました。
男子の部、ベスト16以降は、簡易廻しではなく「本廻し」をつけて登場。
より本格的で白熱の対戦となり、多くの歓声が沸きあがりました 。
ここでも、茨木の選手が登場したら、大きい声援で応援がありました。

熱戦が行われている土俵の横で、「すり足」の稽古をするわんぱく力士の姿も。相撲にかける情熱の強い力士があることに感動を覚えました。
各学年、男女の「決勝戦」は、トーナメントの最後に、女子、男子の順に一気に開催し、非常に盛り上がりました。
茨木の選手が決勝進出した、5年女子の部では、メンバー全員で大きい声援をあげました。
トーナメント終了後は、各地域対抗の「団体戦」が開始されました。
本廻しを付けた1チーム3人の男子が、先鋒(4年)、中堅(5年)、大将(6年)として戦いました。
茨木からは小学4年の力士が先鋒として登場。精一杯戦ってくれました。
団体戦終了後、わんぱく力士の弓取り式を見ることができました。
すべての対戦終了後、表彰式がありました。各部門上位4名が笑顔で表彰を受けました。
相撲連盟の方から「今年も素晴らしい熱戦を見せていただきました」と講評をいただきました。
最後に、大阪ブロック協議会「日本の心」育成委員会 壱岐 勝巳 副委員長の閉会宣言で、大会は閉幕いたしました。
茨木市の力士は、8名の選手のうち、6名がベスト16に進出 。
そしてそのうち、昨年度4年女子の部で優勝した選手が、今年も5年女子の部で見事優勝し、堂々の2連覇を達成いたしました。
他の選手は残念ながらも途中で敗退いたしましたが、どの選手も勇敢に立合し、力を出し切って負けるという悔いのない戦いを見せてくれました。
茨木大会から子どもたちを応援し続け、当日選手たちを大会に送り届け、活躍を見守り、応援し続けた、「希望あふれる次世代育成員会」の井上 有紀 委員長からは、
5月の練習初日から、約1ヶ月半。 毎週末子どもたちとふれあい、その成長をそばでずっと見守らせていただきました。 時には涙を流し、それでもくじけず立ち上がる子どもたちの姿に、沢山の勇気と感動をもらいました。 童子くんを囲む子どもたちのきらきらした瞳、歓声。元気いっぱいのシュプレヒコール。 子どもたちの純粋さ、無邪気な笑顔に、沢山癒され、いっぱいパワーをもらいました。
子どもたちを応援しながら、子どもたちの成長を見守りながら、 実は一番成長させてもらったのは、わたしたち大人の方なのだと気付かされました。
…というコメントをいただきました。 井上委員長をはじめとする「希望あふれる次世代育成員会」メンバー、及び、茨木市相撲連盟の皆様。 澤田理事長をはじめとする、当日会場までお越しいただいた茨木JCメンバーの皆様。 そして、わんぱく力士の子どもたちと、その保護者の皆様。 素晴らしい大会を、ありがとうございました 。
茨木で秋に単独開催される「わんぱく相撲 秋場所」も、このような素晴らしいドラマが生まれることを期待しております。